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特集 体腔液貯留の臨床―胸水,腹水,心のう液
診断と対応
腹水貯留をどのように診断し,対応するか
How to Diagnose and Approach the Ascites
後藤 幸一
1
1聖隷三方原病院総合診療部
pp.312-315
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900797
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■初期発見では,鋭敏という点でエコー,CTなどの画像が優位である.
■腹水が穿刺採取できれば,その性状を調べることが大切である.
■血性,膿性,滲出性,濾出性,癌性などの判別が大きな手掛かりとなる.
■全身病変との絡みで,それらの腹水発生の機序,基磯疾患を総合的に判断する.
■常に緊急を要する腹水であるかどうか,念頭に置きながら検索を進めることが大切.
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