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特集 体腔液貯留の臨床―胸水,腹水,心のう液
Editorial
どのようにして体腔液貯留を発見するか
How to Discover Effusion in Body Cavities
高橋 隆一
1
1国立東京第二病院
pp.305
発行日 1993年4月15日
Published Date 1993/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900794
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体腔液貯留は,全身疾患の一分症であることが少なくないので,原因疾患を明らかにするように診察や検査を進めることが必要である.一般的には体腔液の貯留量が一定量を超えないと臨床症状が明らかにならないので存在診断が先決であり,そのためには自覚症状がなくても存在診断ができるように診察法に習熟しておくことが重要である.また疾患によって2カ所以上の体腔に液貯留を認めることがあることを頭に入れておかねばならない.
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