Japanese
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特集 皮膚症状から全身疾患を探る
発疹
皮膚萎縮,皮膚硬化
Skin Atrophy, Skin Sclerosis
松岡 芳隆
1
1東邦大学大橋病院皮膚科
pp.42-43
発行日 1993年1月15日
Published Date 1993/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900707
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- Abstract 文献概要
■皮膚萎縮は退行性変化によって表皮,真皮または皮下脂肪織が薄 くなることにより生じる.
■皮膚萎縮が膠原病,内分泌異常,全身性血管炎,糖尿病に起因することがある.
■皮膚硬化は主に真皮の膠原線維の増加と変性を起こすことにより 生じる.
■皮膚硬化の診断は視診とともに触診が重要である.また,prox-imal sclerodermaや舌小帯の線維化は全身性強皮症の皮膚症状として重要である.
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