特集 被災地のプライマリ・ケア復興に向けて
JIMで語ろう
「人が人を支援する」―前例のない事態に対応するために
西條 剛央
1,2
,
大橋 博樹
3,4
1早稲田大学大学院
2ふんばろう東日本支援プロジェクト
3多摩ファミリークリニック
4PCAT本部
pp.40-50
発行日 2013年1月15日
Published Date 2013/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102713
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3.11の東日本大震災から2年弱の月日が流れましたが,被害の傷跡はいまだそこかしこに残り,現在進行形にて被災者の避難生活は続いています.また被災地のプライマリ・ケアの復興は,数年単位で解決するような問題ではありません.今後も継続的に地域のヘルスケアの復興のために尽力できるよう,本特集では3.11より現在までを振り返りつつ,今後のプライマリ・ケア復興への展望を臨みたいと思います.
この対談では,同年代の気鋭の先生お二人に,主に3.11での支援活動の組織化の過程を振り返っていただくとともに,これからの被災地支援のビジョンなどを語りあっていただきました.
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