特集 健診データで困ったら―よくある検査値異常への対応策
【腹部エコー検査,内視鏡検査】
a:胆囊ポリープがある/b:胆石がある/c:ピロリ菌が陽性,と言われた
吉田 雅博
1,2
1国際医療福祉大学化学療法研究所附属病院 透析センター
2国際医療福祉大学化学療法研究所附属病院 一般外科
キーワード:
胆囊ポリープ
,
胆囊がん
,
胆石
,
急性胆囊炎
,
ピロリ菌
Keyword:
胆囊ポリープ
,
胆囊がん
,
胆石
,
急性胆囊炎
,
ピロリ菌
pp.360-362
発行日 2012年5月15日
Published Date 2012/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102490
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
a:胆囊ポリープがあると言われた
Case 1
患者:62歳,男性.
現病歴:これまで,とくに腹部症状なかったが,職員健診で直径14mmの胆囊ポリープを指摘され,精査目的で来院した.10mm以上であることより,胆囊がんの可能性があることを説明し,造影CTなどの精査を行い,胆囊がんの診断にて手術を施行した.摘出標本の病理検査では,胆囊腺腫(J1)の診断であった.
Copyright © 2012, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.