特集 健診データで困ったら―よくある検査値異常への対応策
【血液】
a:白血球が少ない/b:赤沈が亢進している/c:軽度の貧血がある,と言われた
北村 聖
1
1東京大学医学教育国際協力研究センター
キーワード:
白血球数
,
白血球分画
,
白血球の形態異常
,
喫煙者
,
赤沈
,
赤沈に影響する因子
,
CRPとの乖離
,
必要な検査か?
,
貧血
,
貧血の鑑別
,
汎血球減少
,
鉄欠乏性貧血
Keyword:
白血球数
,
白血球分画
,
白血球の形態異常
,
喫煙者
,
赤沈
,
赤沈に影響する因子
,
CRPとの乖離
,
必要な検査か?
,
貧血
,
貧血の鑑別
,
汎血球減少
,
鉄欠乏性貧血
pp.364-366
発行日 2012年5月15日
Published Date 2012/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102492
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a:白血球が少ない,と言われた
Case 1
「白血球が少ないと指摘されたのですが…」
患者:40歳,男性.
主訴:白血球減少.
愁訴はとくにない.2カ月前の会社の健康診断で,白血球が少ないと指摘され,大きな病院を受診するよう言われた.「そのつもりで過去の検診のデータを見たら前からやや少なめであった.大きな病気があるのでしょうか」と心配している.主治医としてどのように答えればよいだろうか.
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