特集 One step up 水・電解質・体液管理
【ここまで押さえておきたい水・電解質・体液管理】
中心静脈栄養の最近の進歩
國永 直樹
1
,
福岡 敏雄
1
1倉敷中央病院総合診療科
キーワード:
デバイス
,
Harris-Benedictの計算式
Keyword:
デバイス
,
Harris-Benedictの計算式
pp.120-122
発行日 2012年2月15日
Published Date 2012/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414102414
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TPNの一般的な適応は,経口ならびに経腸的に十分な栄養素を投与できない栄養障害患者である.
・急性期・短期TPN:7日を超えて経口摂取ができない術後患者・重症患者.
・慢性期・長期TPN:短腸症候群,放射線性腸炎,腸管閉塞などで腸管からの消化吸収が絶対的に不足する場合.その他,腸管機能障害がある場合でも適応となる.
・慢性期:長期TPNの適応となる患者で,在宅中心静脈栄養法(home parenteral nutrition:HPN)が行われる.
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