特集 腹痛診療の達人になる
【腹痛患者をみる時に心がけていること―これが大切!】
コミュニケーションに限界がある患者の腹痛の診断に継続性が寄与した側面
木村 琢磨
1
1国立病院機構東埼玉病院総合診療科
pp.192-193
発行日 2010年3月15日
Published Date 2010/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414101873
- 有料閲覧
- 文献概要
- 参考文献
- サイト内被引用
近年,コミュニケーションに限界がある患者が増加している.その診断プロセスにおいては,病歴の聴取や身体診察に限界が生じ,鑑別診断の想起や検査前確率に応じた検査計画が困難となることも稀ではない.
本稿では,コミュニケーションに限界がある患者の腹痛のCaseを提示し,その診断に継続性が寄与した側面についての私見を述べる.
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.