特集 ジェネラリストのキャリアパス “初期研修”から“後期研修”へ
【座談会】
新制度下でめざす・育てるジェネラリスト
櫛笥 永晴
1
,
山田 康博
2
,
清水 貴子
3
,
山本 和利
4
1川崎市立多摩病院総合診療科
2東京医療センター総合内科
3聖隷浜松病院総合診療内科部長・研修センター
4札幌医科大学地域医療総合医学講座
pp.568-575
発行日 2006年7月1日
Published Date 2006/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414100379
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山本(指導医・司会) 2004年から新医師臨床研修制度(初期臨床研修)によって卒後研修が必修化となりました.多くの研修医が大学から都市部の中堅病院に移り,医師の偏在が顕著になった一方で,これまでは狭い領域の専門研修しか受けられなかったのが,2年間でも,住民や患者さんに受け入れられる素地としての知識・技術・態度を身につけられるようになった点は非常によかったと思います.
今日は新制度の研修を受けた1期生のお二人に具体的な話を聞きながら,指導医の立場からも話をしていこうと思います.初めに,研修で直面した悩みについてお聞かせください.
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