座談会
専門医制度をめぐつて(下)
曾田 長宗
1
,
岩佐 潔
2
,
尾林 偉久
3
,
栗山 重信
4
,
橋本 寛敏
5
,
岡西 順二郎
6
,
清水 健太郎
7
,
守屋 博
8
1厚生省医務局
2厚生省病院管理研修所
3厚生省国立病院課
4国立東京第一病院
5聖ルカ国際病院
6都立府中病院
7東京大学
8国立東京第一病院管理部
pp.2-10
発行日 1956年12月1日
Published Date 1956/12/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541201171
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専門科名の種類
守屋 次に一番大きな問題ですがね,専門科名というものをどれ位にするか,ということですね。どこかの意見では現在日本医学会で認められておる学会が40いくつかありますね。これを全部専門医にしてやつたらどうだというような意見もあるのですが。大まかに外科という所に絞つて更に細かいブランチに行くというのが原案ですけれども,これについて一寸。
栗山 滑り出しやすいようにするということです。滑り出し難いようなやり方だつたら,とても駄目だ。大体大学の講座別位のところで行つて,だんだん改善するようにする。一度きめたら何年も変えられないということは考える必要はないと思う。
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