病院めぐり
関西労災病院泌尿器科
島谷 昇
pp.790
発行日 1997年9月20日
Published Date 1997/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413904419
- 有料閲覧
- 文献概要
関西労災病院は,尼崎市の北西部の風光明媚な武庫川河畔に全国で4番目の労災病院として,昭和28年1月に開院された。開院当初は内科,外科,整形外科および理学診療科の4診療科,病床数50であったそうだが,近隣の患者さんの信頼を集め,その後の発展をみた結果,現在は17診療科,病床数670を有する地域の中核病院の一つとなっている。
泌尿器科は開院半年後に,後の初代泌尿器科部長となる黒田 守先生が外科の中の皮膚泌尿科担当として就任された時に始まり,昭和30年の皮膚泌尿科独立,さらに昭和43年の皮膚科との分離独立により完全な単一科となり現在に至っている。本院は現在,病院の全面改築の最中であり,昨年に第1期工事が完成して病棟は昨年10月に移転となった。泌尿器科は新館南6階病棟にあり神経内科との混合病棟で,割り当て病床は36床である。現在,診療は島谷 昇(S 51年卒),山崎 浩(S 55年卒),井上隆朗(S 59年卒),山本博丈(H 7年卒)の4人体制で行っている。昨年の新入院患者数は469人,1日の平均外来患者数は66.2人であった。
Copyright © 1997, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.