病院建築・65
関西労災病院重症治療部
鵜飼 卓
1
,
芦村 正昭
1
,
勝部 寛二
2
,
細見 幹子
3
,
山崎 京子
3
1関西労災病院重症治療部
2関西労災病院手術部
3関西労災病院看護部
pp.73-77
発行日 1974年7月1日
Published Date 1974/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541205400
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はじめに
関西労災病院に重症治療部が発足してからはや約14か月が経過した.この間に内科,外科はいうに及ばず,泌尿器科,耳鼻科,眼科領域の患者まで,じつにさまなざま重症患者が収容されたが,一方この施設を見学に来られた方は,早くも350名を数えるに至り,このような医療施設に対する関心のたかまりにわれわれはあらためて驚かされた.
この施設は院内で発生する重症患者の集中管理を行なうIntensive Care Unitとしてばかりでなく,一般の医療機関では処置しきれない重症の救急患者に門を開く救急外来部門(二次的救急センター)を兼ね備えた特殊な医療施設である.
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