病院めぐり
関西労災病院外科
山崎 恵司
pp.1600
発行日 1995年12月20日
Published Date 1995/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902159
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関西労災病院は,労働福祉事業団により1953年1月に開院されました.現在では18科670床となり,全国39の労災病院のなかで2番目に大きく,また尼崎市内では最大の規模であり,このうち95床が外科病床となっています.場所は尼崎市の西側に位置し,他の県立病院とともに市の基幹病院としての役割を果たしています.本年1月17日の阪神大震災で少なからず被害を受けましたが,幸い1月26日から手術を再開することができました.また,地震が原因ではありませんが,10年計画にて新病院を建築中です.
外科医師数は高塚部長以下6名のスタッフと2名の研修医(大阪大学第2外科より)の8名にて構成されており,大島副院長,さらに外科研修を目的とする3名の集中治療部所属の医員を加えた計12名で診療に当たっています.特徴としては,通常の外科診療や手術以外に一般診断部門の検査(UGI,上部および下部消化管内視鏡検査,腹部血管造影検査,PTC)に携わっていることで,研修医の先生方には好評を得ています.
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