病院めぐり
社会保険神戸中央病院外科
山根 越夫
pp.749
発行日 1997年6月20日
Published Date 1997/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902745
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社会保険神戸中央病院は,昭和23年,当時の神戸市生田区で病床45床で発足しました.昭和61年春,著明な人口増加を続ける神戸市北区へ迎えられ,遠くに淡路島,大阪湾を望む丘陵地に新築移転しました.開院間もなく満床となる盛況で,10年を経た今,地域の中核病院として不動の地位を確立した感があります.診療科は14科(424床)で,併設施設として健康管理センター(人間ドック),看護学校,老健施設を有し,さらに昨年より緩和ケア病棟もスタートし,予防医学から終末医療までのより高度な総合的医療をめざしている病院です.
私ども外科のスタッフは西岡副院長を含め7名です.全員が京都府立医科大学第1外科出身で,2名の研修ローテーターが含まれます.病床数は45〜50床と少ないため常にベッド待ちの状態です.年間の手術件数は例年約600例前後で,週12例の手術枠をフル稼働しています.さらに地域の二次救急も担っているため,年間70例程度の臨時手術があります.
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