病院めぐり
大分県立病院泌尿器科
原岡 正志
pp.191
発行日 2001年2月20日
Published Date 2001/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903153
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大分県立病院の起源は明治13年3月,大分県立医学校を併設して発足した「大分県立病院医学校」です。そして100年,1世紀にわたる歴史を経て,現在では23科616床を有し,文字どおり大分県の基幹総合病院として,「やすらぎと希望」に満ちた県民医療の確保と医療水準の向上に大きな役割を果たしています。
泌尿器科は昭和34年に皮膚泌尿器科が2科に分けられ,初代部長として市川武城先生が就任され開設されました。昭和35年からは西田 勉先生が部長に就任され,30年以上にわたり大分県の泌尿器科医療の向上に寄与され,平成11年より5代目として原岡が部長を務めており,現在の診療は甲斐信幸,矢野秀郎との3人体制で行っています。診療の方針は,常に「もっと患者に優しい泌尿器科に」をモットーにして,最新の治療を提供することに努めながらも,小児から老人までその患者それぞれの状況に合った方針を十分なインフォームドコンセントのもとに決定していくようにしています。
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