病院めぐり
富士市立中央病院泌尿器科
上田 正山
pp.1064
発行日 2000年12月20日
Published Date 2000/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903117
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富士市は東京から146km,名古屋まで220km,新幹線では東京駅-新富士駅間約1時間15分の東京に通勤可能なところで,東は沼津市,西は富士川(日本3大急流の1つ),南は駿河湾,北は富士山で囲まれた人口約24万人が住む,めったに積雪をみることのない温暖(年間平均気温16.5℃)な土地にある。霊峰富士の山頂が富士市から見える日は1年間で144日(平成11年度)で,特に山頂に雪を戴くその表富士の姿は筆舌に尽くしがたい。富士市の産業はパルプ,製紙,紙加工業が中心で,特産としては茶,富士梨,ミカン,シラス(魚)が挙げられる。
富士市立中央病院は昭和59年7月に現在の位置に新設され,静岡県東部(富士川より東)の基幹病院として年間約10,000件以上の2次,3次救急患者を診察している。20診療科を設置し,1日外来患者数は1,300名(紹介率30%以上)が来院している。また病床数は596床あり,病床利用率約90%以上で稼働している。
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