病院めぐり
富士吉田市立病院外科
本田 勇二
1
1富士吉田市立病院外科
pp.922
発行日 2012年7月20日
Published Date 2012/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104151
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富士吉田市は山梨県の南東部で富士山の北麓に位置する,人口51,588人(平成23年現在)の街です.富士山をごく間近に見ることができ,周辺には富士五湖があり,自然豊かで風光明媚な景色が数多く存在します.標高が652~850mに存在しているため,夏には避暑地としても知られ,数多くの別荘が建てられています.また,日本三奇祭の一つである「吉田の火祭り」をはじめ,さまざまな歴史的な行事も多く行なわれ,国内のみならず海外からも,多くの観光客が訪れる国際観光都市です.最近では富士山を中心とした世界文化遺産登録が話題となっています.
当院は昭和26年3月の市制施行時に下吉田町立病院から改称し,昭和42年建設の旧市立病院を経て,平成13年5月に富士吉田市の南東の現地に新築・移転しました.病棟は免震構造鉄筋コンクリート造りによる地上5階,地下1階で,病床数は一般病床250床,療養病床50床,感染症病床4床の計304床です.19の診療科と,緩和ケア外来や頭痛外来などの専門外来,ヘリポート,集中治療室,血液浄化センター,内視鏡センター,各種高度医療機器を有する病院で,富士北麓地域の基幹病院,大規模災害時の地域災害拠点病院,救急告示病院,地域周産期母子センター,エイズ治療拠点病院,さらに平成19年1月には国から地域がん診療連携拠点病院に指定されました.また,DPCと7:1看護基準の導入を行いました.
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