連載 病院めぐり
下関市立中央病院
前田 博敬
pp.914
発行日 2006年6月10日
Published Date 2006/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100736
- 有料閲覧
- 文献概要
下関市立中央病院は本州の最西端である山口県下関市にあり,関門海峡を隔てて九州と隣接する風光明媚な環境にあります.市立の病院として明治34年(1901年)に開設された歴史ある病院です.昭和25年(1950年)には下関市立中央病院(旧病院)と名称を変更し,昭和63年に現在の新病院に移転しました.下関市の人口は約30万人で,当院はその中心である利便性の高い文教地区に位置しています.
現在の下関市立中央病院は436床で,標榜診療科は24科,医療の特色は24時間救急医療体制,高度医療の提供,急性疾患病院・災害拠点病院・日本医療機能評価機構認定病院などに指定され,下関市,下関市近郊ならびに山口県の基幹病院となっています.また,昨年11月には山口県で最初のMDCTが導入されました.このCTは,1回転で最大64枚の撮影ができる超高速CTです.より質の高い画像診断が可能となり,撮影時間も短く,患者様の負担は軽くなり大好評を得ています.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.