座談会
21世紀における泌尿器科
藤岡 知昭
1
,
堀江 重郎
2
,
内藤 誠二
3
,
秋元 成太
4
1岩手医科大学泌尿器科
2国立がんセンター中央病院泌尿器科
3九州大学医学部泌尿器科
4日本医科大学泌尿器科
pp.639-647
発行日 1996年8月20日
Published Date 1996/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901868
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秋元(司会)本日は泌尿器科の第一線でご活躍の先生方にお集まりいただき,21世紀に向けて「泌尿器科の将来像」についてお話しいただきたいと思います。
ご存じのとおり医療を取り巻く環境は非常に厳しいものがございます。泌尿器科に関しては,一般社会の高齢化の影響をまともに受けて,前立腺疾患が増えていること一つとってみても,高齢化に結びつく疾患を対象とした診断,治療を行っている現状かと思います。まず前立腺肥大症,前立腺癌の診断,治療が以前に比べてどう変わってきたかをお話しいただけたらと思います。
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