病院めぐり
旭川赤十字病院泌尿器科
北村 寛
pp.354
発行日 1996年4月20日
Published Date 1996/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901808
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当院は1915年(大正4年)10月に日本赤十字社北海道支部仮病院として札幌に開設されましたが,1923年(大正12年)12月旭川市に移転,現在に至っています。総病床数750床,医師数88名の規模で,国の救命救急センターにも指定されており,旭川市のみならず道北地方の基幹病院として地域に貢献しています。当院は旭川市のほぼ中心部に位置しますが,歓楽街に近いだけでなくゴルフ場やスキー場,さらには温泉にも近く,北海道のレクリエーションを満喫できる環境にあります。スキー場は早くからスノーボーダーに解放されており.最近は全国各地からスノーボードの練習に移住してくる人が増えているそうです。
泌尿器科は1957年12月に皮膚泌尿器科として新設された後,1962年8月皮膚科と分離独立し,今日に至っています。現在は1991年5月赴任の梅原次男第1部長,三宅正文第2部長,そして札幌医大より出張中の北村寛の3名のスタッフで日夜診療にあたっています。外来患者は1日平均60名前後,入院患者は約25名です。ここ数年の年間手術件数は平均約300件(ESWLを除く)であり.月〜金曜日までのほとんど毎目手術を行っています。また毎週月曜日にはナースを混じえて入院患者の検討会を,金曜日には抄読会および研究発表会を行っています。また月1回病棟ナースのために泌尿器科的疾患の講義を問題症例の検討を混じえて行い.看護レベルの向上に努めています。
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