Japanese
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手術手技 基本的な手術・15
尿路変向術—インディアナパウチ
Urinary Diversion:Indiana Pouch
荒井 陽一
1
Yoichi Arai
1
1倉敷中央病院泌尿器科
1Division of Urology, Kurashiki-Chuo-Hospital
キーワード:
Indiana pouch
,
尿路変向術
Keyword:
Indiana pouch
,
尿路変向術
pp.545-551
発行日 1995年7月20日
Published Date 1995/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901545
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Indiana pouch法の失禁防止装置はパウチ外にあり,回腸終末部のplicationという特徴的な装置を利用している。逆流防止は,粘膜下トンネル法という従来からある簡単な術式が用いられる。また再建された尿路内に異物を用いないことも利点である。適応を決定するに際しては患者が非失禁型尿路変向法をよく理解し積極的に希望していることが特に重要である。手術手技的には回腸導管造設に要求される手技とそれほど変わらない。長期観察例における比較検討では,Kock pouchに比してIndiana pouchでは重篤な合併症がより少ない結果がえられている。本法は,自己導尿型尿路変更を予定する場合まず考慮してよい優れた方法であろう。
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