Japanese
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綜説
抗癌剤感受性試験の現況と展望
The Current Status and Future Prospect of Chemosensitivity Test
深津 英捷
1
,
本多 靖明
1
,
山田 芳彰
1
Hidetoshi Fukatu
1
,
Nobuaki Honda
1
,
Yoshiaki Yamada
1
1愛知医科大学泌尿器科学教室
1Department of Urology, Aichi Medical University
キーワード:
抗癌剤感受性試験
,
尿路性器癌
Keyword:
抗癌剤感受性試験
,
尿路性器癌
pp.535-542
発行日 1995年7月20日
Published Date 1995/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413901544
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癌化学療法の実施にあたつて重要な点は,最も有効な抗癌剤を選ぶことは言うに及ばず,副作用を最小限に予防することである。多彩な生物学的特性を有する悪性腫瘍に対して画一的なプロトコールに基づいた化学療法を行うのみでは,満足し得る結果は得られない。個々の癌患者に最適な抗癌剤を投与するためには,抗菌剤の感受性試験に匹敵する抗癌剤の感受性試験の開発が不可欠である。ここでは,現在までに行われてきた主なin vitroおよびin vivo感受性試験の現況ならびに今後の展望について文献的考察を加え概説した。
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