Japanese
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特集 私の行っている縫合と吻合の手技・2
パウチ形成—Indiana pouch造設における工夫
Surgical technique for Indiana continent urinary reservoir
島居 徹
1
,
内田 克紀
2
,
武島 仁
3
,
赤座 英之
1
Toru Shimazui
1
,
Katsunori Uchida
2
,
Hitoshi Takeshima
3
,
Hideyuki Akaza
1
1筑波大学臨床医学系泌尿器科
2国際医療福祉大学泌尿器科
3龍ヶ崎済生会病院泌尿器科
キーワード:
Indiana pouch
,
U字回腸パッチ
,
自動縫合器
Keyword:
Indiana pouch
,
U字回腸パッチ
,
自動縫合器
pp.1029-1033
発行日 2002年11月20日
Published Date 2002/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413903654
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Continent urinary reservoirとしては1990年から1997年までの間に21例のIndianapouch造設を施行したので,その経験に基づいて吻合と縫合の手技について解説する。使用する腸管は回腸終末部より,上行結腸までを用い,回腸パッチによるパウチ形成を行うが,原法に比較し,回腸壁を長く用い,球形に近いパウチを作成するようデザインする点が異なる。輸出脚は器械縫合を応用し,その長さは原法に比べればはるかに短くなっている。また尿管吻合はLeadbetter法により行い,安全のためスプリントカテーテルを留置している。これらの手技の流れと要点を解説する。
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