連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第59回
国立がんセンター中央病院
柳下 敏男
1
,
佐藤 精二
1
,
今田 栄二
2
,
勝畑 良一
2
,
高橋 敏行
2
1厚生省保健医療局国立病院経営指導課
2(株)横河建築設計事務所
pp.870-876
発行日 1999年9月1日
Published Date 1999/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541902808
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基本計画の経緯
国立がんセンターは,築地(東京都)キャンパスの中央病院(写真1)に病床数600床,柏(千葉県)キャンパスの東病院に病床数425床の規模を持つ,国内のみならず広く世界にも知られたナショナルセンターである.
1962年開設以来,診療,研究,教育の面で治療成績の飛躍的向上,新しい診療・治療法の開発と普及,発がん機構の解明など,数々の成果を上げてきた.また,わが国のがんをめぐる情勢は,この間医学的にも社会的にも大きく変化を遂げてきている.
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