教室だより
杏林大学泌尿器科学教室
松山 恭輔
pp.1094
発行日 1990年12月20日
Published Date 1990/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900224
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杏林大学医学部は1970年4月に三鷹市新川に開設され,本年で20周年を迎えました.武蔵野の面影を濃く残した環境に恵まれた地でしたが,現在では一部にその面影を残すのみで,周囲は住宅地に変わってきています.
当教室は1970年8月16日付けの小池六郎教授(1990年3月定年退職)の着任をもって開設され,その後1975年11月に千野一郎教授,1976年1月に工藤潔助教授が着任され,また同年には本学の第一期生の入局者を迎え,教室としての形態を整え,以後少数ずつではありますが教室員も増えてきました.開設当初は耳鼻科,皮膚科等との混合病棟の中で数床の割り当てで,学生の教育にも頭を痛めたのが嘘のようで,当時のことは宴席での昔話となり,現在では泌尿器科として40床の一つの病棟を占めております.
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