教室だより
川崎医科大学泌尿器科学教室
河原 弘之
pp.731
発行日 1989年8月20日
Published Date 1989/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205051
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川崎医科大学泌尿器科学教室は,1972年4月現岡山大学泌尿器科学教授・大森弘之先生が主任教授として赴任され,前年講師として赴任されていた,現教授・田中啓幹先生と2人で誕生した。1973年12月川崎医科大学付属病院が開設し,現付属川崎病院より大学へ移り教室としての体裁が整った。1978年11月大森弘之教授が母校の岡山大学泌尿器科学教室の主任教授として栄転されたあと,1979年3月田中啓幹先生が2代目の主任教授に昇任され現在に至っている。教室員は1976年5月岡山大学より天野正道前助教授(1987年12月退職)が講師として赴任され,1976年5月に川崎医科大学第I期卒業生2名が入局して以後22名が志望して入ってきている。関連病院の整備拡充も年々進み,現在では東は福島県から西は福岡県まて15施設を数えるようになった。大学のスタッフは現在,田中教授のほか講師4名,助手4名,大学院3名,研修医1名の合計13名で構成されている。
診療体制は一般外来が月曜日から金曜日まで毎日午前,午後ともあり,土曜日は午前中のみ行っている。特殊外来はそれと併設して腫瘍外来が月・水曜日の午前中,神経因性膀胱外来が月・金曜日の午後,不妊外来が水曜日の午後と土曜日の午前中に行われている。手術は,火・木曜日に行っている。
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