教室だより
名古屋市立大学泌尿器科学教室
平尾 憲昭
pp.1095
発行日 1990年12月20日
Published Date 1990/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413900225
- 有料閲覧
- 文献概要
1950(昭和25)年,本大学が創設された時点より,泌尿器科教室の歴史は始まった.初代教授は,岡直友名誉教授である.名古屋市の南東に当たる瑞穂区川澄に医学部,付属病院および看護短期大学のキャンパスがある.22年前までは南方約300mの位置にあった(現在は博物館)が,1967年に現在地へ移転した.その後,医学部学生数が60名より80名に増員され,基礎実習棟,病棟の増築があり,現在に至っている.しかし,研究,教育,診療システム,内容の急速な進歩発展に遅れぬため分子医学研究所,ウイルス学講座が開設されると共に,基礎,臨床研究棟,動物実験施設,病棟,外来棟などを全く新しい構想の下に高層化(10〜14階)すべく,最近医学部と付属病院の設計が進んでいる.2年後の1992年,キャンパス西側の環状通りに新しく地下鉄が開通し,付属病院正門前に駅ができるので,名古屋駅からの交通の便は大幅に改善される.
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.