教室だより
鳥取大学泌尿器科学教室
平川 真治
pp.365
発行日 1990年4月20日
Published Date 1990/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413904301
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鳥取大学医学部は1945(昭和20)年7月1日,米子医学専門学校として開設された。翌年の10月21日,現鳥取大学名誉教授の吉田重春先生が皮膚泌尿器学教室を開講された。1965年10月1日,皮膚科学教室と泌尿器科学教室に分離独立し,当時助教授であった後藤甫名誉教授が泌尿器科学の初代教授に就任され,教室の基礎を築かれた。分離創設当時の教室員はわずか数名であったが,泌尿器科学を志す若者達が年ごとに増えていった。1987年7月1日に宮川征男教授が第二代教授に就任され,さらなる発展に着手され現在に至っている。教室員は関連病院出張中の者も含めて28名となり,関連病院は鳥取県,島根県を中心として20病院を数えるに至った。
現在,教授を含めて18名が大学に在籍しており,診療,教育,研究に各人が多忙な日々を送っている。診療体制の特色としてまず第一にあげられる点は,外来医,病棟医の2つのグループに分かれていることである。
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