特集 泌尿器科医が知っておくべき感染症ベストコレクション
化膿性脊椎炎
浅井 信博
1
,
三鴨 廣繁
1
1愛知医科大学 臨床感染症学講座
キーワード:
化膿性脊椎炎
,
CTガイド下穿刺
,
黄色ブドウ球菌
Keyword:
化膿性脊椎炎
,
CTガイド下穿刺
,
黄色ブドウ球菌
pp.956-960
発行日 2024年11月20日
Published Date 2024/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413208253
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▶ポイント
・化膿性脊椎炎は中高齢の患者に起こるコモンな感染症であり,発熱・腰背部痛などを主訴とするため尿路感染症と誤診されることがしばしばある.
・局所の安静と6週間の抗菌化学療法による保存的治療が基本となる.
・適切な診断・治療には画像だけでなく血液培養や,穿刺が可能な症例であればCTガイド下穿刺も考慮すべきである.
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