特集 泌尿器科医が知っておくべき感染症ベストコレクション
腸管感染症
中村(内山) ふくみ
1
1東京都立墨東病院感染症科
キーワード:
ウイルス性腸炎
,
Clostridioides difficile感染症
,
CDI
,
接触予防策
Keyword:
ウイルス性腸炎
,
Clostridioides difficile感染症
,
CDI
,
接触予防策
pp.950-955
発行日 2024年11月20日
Published Date 2024/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413208252
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▶ポイント
・悪心,嘔吐,下痢症状が真に「腸管感染症」であるかを見極める.
・入院患者の抗菌薬関連下痢症はClostridioides difficile感染症(CDI)が最も頻度が高く,感染管理の点からも重要な感染症である.
・病原体確定前の感染対策は経験的症候群別予防策が重要である.病原体確定後,ウイルス性腸炎は接触予防策と飛沫予防策を,CDIは接触予防策を行う.
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