特集 泌尿器科医のための核医学―正しく理解して潮流に乗れ!
〈従来の核医学〉
腎動態シンチグラフィー(99mTc-DTPA,99mTc-MAG3),腎静態シンチグラフィー(99mTc-DTPA)と尿路シンチグラフィー
石井 士朗
1
1福島県立医科大学医学部 放射線医学講座
キーワード:
腎シンチグラフィー
,
分腎機能
,
レノグラム
Keyword:
腎シンチグラフィー
,
分腎機能
,
レノグラム
pp.346-352
発行日 2024年5月20日
Published Date 2024/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413208135
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▶ポイント
・腎シンチグラフィーは非侵襲的に分腎機能を測定できる検査である.
・腎動態シンチグラフィーは腎障害の分類の推定,尿路閉塞の評価,腎切除術予定患者の残存腎機能予測に有用である.
・腎静態シンチグラフィーは腎瘢痕の評価,機能腎の容量評価が可能である.
・腎シンチグラフィーの定量値は施設間差があるため,自施設での大まかな正常値を把握しておく必要がある.
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