小さな工夫
超細径軟性鏡を用いた膀胱留置カテーテル挿入法
齋藤 智美
1
,
小野 芳啓
2
1群馬大学医学部附属病院泌尿器科
2前橋プライマリ泌尿器科内科
pp.1025-1026
発行日 2023年11月20日
Published Date 2023/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207963
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膀胱留置用カテーテルの挿入困難時の対処法には多くのさまざまな工夫と選択肢がある.なかでも,軟性膀胱鏡で尿道内を観察しつつ膀胱に到達し,ガイドワイヤーを挿入してこれをガイドに先端開口型カテーテルを留置する方法はすでに広く行われている.今回,ご経験された方もおられると思うが,直視型の超細径軟性鏡をガイドとして用いた留置カテーテル挿入法を選択肢の1つとして改めて紹介する(図1a).
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