特集 どこまで変わるの? 腎細胞癌診療の進歩
〈薬物治療〉
VHL遺伝子変異を標的とした創薬―HIF-2α阻害薬の開発
桐澤 崇宏
1
,
今井 亨
2
,
中村 英二郎
1
1国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院泌尿器・後腹膜腫瘍科
2国立研究開発法人国立がん研究センター中央病院腫瘍内科
キーワード:
Renal Cell Carcinoma
,
VHL gene
,
低酸素誘導因子-2
,
HIF-2
Keyword:
Renal Cell Carcinoma
,
VHL gene
,
低酸素誘導因子-2
,
HIF-2
pp.388-393
発行日 2023年4月20日
Published Date 2023/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207832
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
▶ポイント
・これまでの研究で淡明細胞型腎細胞癌においてHIF-2がドライバーとして働くことが明らかとなった.
・現在,HIF-2α阻害薬であるbelzutifanのmccRCCにおける臨床開発が進められている.
Copyright © 2023, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.