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特集 あなたは考えていますか? 前立腺癌検診・生検・治療のQOLと費用対効果
〈PROに基づく各種限局性前立腺癌の治療戦略の評価〉
去勢抵抗性前立腺癌に対する逐次療法戦略—治療効果・QOLバランスからみた治療戦略
Sequential therapy for castration-resistant prostate cancer : based on the balance between efficacy and QOL
上村 博司
1
Hiroji Uemura
1
1横浜市立大学附属市民総合医療センター泌尿器・腎移植科
キーワード:
去勢抵抗性前立腺癌
,
逐次療法
,
QOL
Keyword:
去勢抵抗性前立腺癌
,
逐次療法
,
QOL
pp.1084-1088
発行日 2018年12月20日
Published Date 2018/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206449
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▶ポイント
・エンザルタミドやアパルタミドなどによる非転移性CRPCに対する治療が開発され,QOLはプラセボと比べて有意差なく維持される.
・転移性CRPCに対して,アビラテロンやエンザルタミド,Ra223などはQOLを悪化させる骨関連事象発症までの期間を延長する.
・カバジタキセル治療は,骨髄抑制をコントロールできれば,ドセタキセル治療の長期間投与よりQOLの維持が優っている.
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