特集 これだけは知っておきたい! 泌尿器科診療でも活きる腎臓内科の必須知識
〈腎疾患とがん診療〉
急性腎障害(AKI)とがん
宮本 佳尚
1
,
土井 研人
2
1国立がん研究センターがん対策研究所,中央病院総合内科(腎臓内科)
2東京大学医学部附属病院救急・集中治療科
キーワード:
急性腎障害
,
AKI
,
薬剤性腎障害
,
腎後性腎不全
Keyword:
急性腎障害
,
AKI
,
薬剤性腎障害
,
腎後性腎不全
pp.980-985
発行日 2022年12月20日
Published Date 2022/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207705
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▶ポイント
・急性腎障害(AKI)と診断したら,尿路閉塞の有無を確認したうえで,閉塞が明らかでなければ尿検査(尿沈渣,尿定性)の提出をする.
・AKIに寄与する複数の病態が同時に併存することがしばしばみられるため,系統的なアプローチが必要である.
・腎後性AKIでは,閉塞解除後の電解質異常に注意が必要である.
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