Japanese
English
今月の特集1 尿検査の新たな潮流
急性腎障害のバイオマーカー
Urinary biomarkers in acute kidney injury(AKI)
池森(上條) 敦子
1
,
木村 健二郎
2
1聖マリアンナ医科大学解剖学機能組織
2JCHO東京高輪病院
キーワード:
急性腎障害
,
AKI
,
AKI to CKD transition
,
尿中バイオマーカー
,
尿中L型脂肪酸結合蛋白
,
L-FABP
,
尿中好中球ゼラチナーゼ結合性リポカリン
,
NGAL
Keyword:
急性腎障害
,
AKI
,
AKI to CKD transition
,
尿中バイオマーカー
,
尿中L型脂肪酸結合蛋白
,
L-FABP
,
尿中好中球ゼラチナーゼ結合性リポカリン
,
NGAL
pp.792-796
発行日 2018年7月15日
Published Date 2018/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1542201664
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Point
●急性腎障害(AKI)の早期診断に血清クレアチニン(sCr)は不向きである.
●尿中L型脂肪酸結合蛋白(L-FABP),尿中好中球ゼラチナーゼ結合性リポカリン(NGAL)測定は,尿細管障害を反映するバイオマーカーであり,AKI診断の保険適用がある.
●尿中L-FABPは,日本発のバイオマーカーであり,AKIのみならず,慢性腎臓病(CKD)の診断にも保険適用がある.
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