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特集 どうする?妊娠前・妊娠期・出産後のがん患者の対応
【Ⅱ.各論】
12.AYA世代がん患者の妊孕性温存―生殖医療の現状と課題―
洞下 由記
1
1聖マリアンナ医科大学産婦人科学
キーワード:
妊孕性温存
,
がん・生殖医療
,
卵巣機能不全
Keyword:
妊孕性温存
,
がん・生殖医療
,
卵巣機能不全
pp.306-311
発行日 2026年3月1日
Published Date 2026/3/1
DOI https://doi.org/10.34433/og.0000001544
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要旨
妊孕性温存療法は,がん治療前に卵子や受精胚,卵巣組織を凍結保存し,将来の妊娠の可能性を残す医療である.治療による卵巣機能低下リスクを評価し,患者の状況に応じた対応が必要である.温存後も継続した意思確認や卵巣機能評価を行い,がん主治医との連携のもと適切な時期に生殖医療を開始することが重要である.より質の高い妊孕性温存療法を提供するには,安全性と有効性の長期的検証と国内エビデンスの構築が不可欠であり,保存体制の整備や支援人材の育成などが重要な課題である.

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