特集 男性不妊診療のニューフロンティア―保険適用で変わる近未来像
〈外科治療〉
男性不妊治療における外科的精子採取
谷口 久哲
1
1関西医科大学腎泌尿器外科学講座
キーワード:
閉塞性無精子症
,
非閉塞性無精子症
,
精巣内精子採取術
,
TESE
Keyword:
閉塞性無精子症
,
非閉塞性無精子症
,
精巣内精子採取術
,
TESE
pp.720-723
発行日 2022年9月20日
Published Date 2022/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207651
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▶ポイント
・2022年度診療報酬改定に伴い,精巣内精子採取術(TESE)が保険収載された.
・顕微鏡下精巣内精子採取術(micro-TESE)の適応を判断するために,術前Y染色体微小欠失検査が推奨される.
・保険適用下におけるTESEにおいて,手術手技自体は自費診療と変わりなく,手術のクオリティが低下するなどのデメリットはない.
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