特集 男性不妊診療のニューフロンティア―保険適用で変わる近未来像
〈外科治療〉
精索静脈瘤手術
千葉 公嗣
1
,
藤澤 正人
1
1神戸大学大学院医学研究科腎泌尿器科学分野
キーワード:
精索静脈瘤
,
顕微鏡下内精静脈低位結紮術
,
腹腔鏡下精索静脈瘤手術
Keyword:
精索静脈瘤
,
顕微鏡下内精静脈低位結紮術
,
腹腔鏡下精索静脈瘤手術
pp.724-729
発行日 2022年9月20日
Published Date 2022/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207652
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▶ポイント
・触知可能な精索静脈瘤を認める精液所見不良症例では,手術により妊孕能の改善が期待できる.
・男性不妊症に対する精索静脈瘤手術は,顕微鏡下低位結紮術が最も低侵襲で手術成績が良好な術式であり,本邦でも広く行われている.
・顕微鏡下低位結紮術は脈管の剝離と結紮という基本手技の繰り返しであり,顕微鏡操作に慣れれば問題なく行うことができる.
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