特集 男性不妊診療のニューフロンティア―保険適用で変わる近未来像
〈薬物療法〉
保険診療下における男性不妊診療としての性機能障害治療
福原 慎一郎
1
,
竹澤 健太郎
1
,
野々村 祝夫
1
1大阪大学大学院医学系研究科器官制御外科学講座泌尿器科学
キーワード:
勃起不全
,
逆行性射精
,
ホスホジエステラーゼ5阻害薬
,
PDE5阻害薬
,
アモキサピン
Keyword:
勃起不全
,
逆行性射精
,
ホスホジエステラーゼ5阻害薬
,
PDE5阻害薬
,
アモキサピン
pp.714-718
発行日 2022年9月20日
Published Date 2022/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207650
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▶ポイント
・男性不妊症としての勃起不全に対し,ホスホジエステラーゼ5(PDE5)阻害薬が保険診療として処方可能になった.
・保険診療としてPDE5阻害薬を処方するうえでは種々の制限があり,留意する必要がある.
・男性不妊症としての逆行性射精に対し,アモキサピンが保険診療として処方可能である.逆行性射精に対するアモキサピンは有効性が示されており,男性不妊症診療への貢献が期待される.
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