特集 実践! エビデンスに基づいた「神経因性膀胱」の治療法
〈総論〉
神経因性膀胱の診療におけるアウトライン
井川 靖彦
1
1長野県立信州医療センター泌尿器科
キーワード:
診療アルゴリズム
,
二分脊椎
,
脊髄損傷
Keyword:
診療アルゴリズム
,
二分脊椎
,
脊髄損傷
pp.260-264
発行日 2022年4月20日
Published Date 2022/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207551
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▶ポイント
・治療・管理の目的は,腎障害と症候性尿路感染の防止とQOLの改善である.
・腎障害と症候性尿路感染の危険因子には,高圧蓄尿・高圧排尿,有意な残尿,膀胱尿管逆流,膀胱変形などがある.
・QOL低下を避けるには,社会的に受容可能な尿禁制の獲得(尿失禁防止)がキーとなる.
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