増刊号特集 専門性と多様性を両立させる! 泌尿器科外来ベストNAVI
●下部尿路機能障害●
神経因性膀胱(中枢型)
嘉手川 豪心
1
1沖縄協同病院泌尿器科
pp.104-107
発行日 2022年4月5日
Published Date 2022/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207496
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
代表的主訴
●不随意の尿失禁.
●繰り返す発熱.
Point
◉脊髄損傷後の下部尿路機能障害の病態は,排尿筋過活動と排尿筋括約筋協調不全(DSD)が多い.
◉尿路管理法の選択に際しては,残存上肢機能,座位保持や開脚の可否,自律神経過反射の有無,生活環境などが重要な因子となる.
◉治療の原則は低圧蓄尿と低圧排尿が目標となる.
Copyright © 2022, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.