特集 尿路性器感染症の治療薬はこう使う!―避けては通れないAMRアクションプラン
経口・注射用フルオロキノロン系:CPFX・LVFX・STFX
松本 正広
1
,
藤本 直浩
1
1産業医科大学医学部泌尿器科学講座
キーワード:
フルオロキノロン
,
キノロン耐性菌
,
ESBL産生菌
Keyword:
フルオロキノロン
,
キノロン耐性菌
,
ESBL産生菌
pp.104-113
発行日 2022年2月20日
Published Date 2022/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207438
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▶ポイント
・フルオロキノロン系薬は,グラム陰性菌だけでなく,グラム陽性菌,偏性嫌気性菌,非定型菌までカバーする幅広い抗菌活性を有する.
・安易に使用すると,キノロン耐性菌の増加にもつながりかねないため,適正使用が求められる.
・キノロン耐性菌のリスク因子を考慮したうえで,抗菌薬を選択することが重要である.
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