特集 尿路性器感染症の治療薬はこう使う!―避けては通れないAMRアクションプラン
注射用カルバペネム系:DRPM・IPM/CS・MEPM
桧山 佳樹
1
,
髙橋 聡
2
1函館五稜郭病院泌尿器科
2札幌医科大学医学部感染制御・臨床検査医学講座
キーワード:
重症尿路性器感染症
,
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌
,
基質特異性拡張型βラクタマーゼ産生菌
,
ESBL産生菌
Keyword:
重症尿路性器感染症
,
カルバペネム耐性腸内細菌科細菌
,
基質特異性拡張型βラクタマーゼ産生菌
,
ESBL産生菌
pp.126-130
発行日 2022年2月20日
Published Date 2022/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413207441
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▶ポイント
・カルバペネム系抗菌薬は,重症尿路性器感染症や耐性菌が懸念される場合に使用する.
・カルバペネム系抗菌薬を使用する際は,可能な限り最大量での投与,適正な投与期間を意識する.
・患者の状態が落ち着いたらde-escalationを検討する.そのために,抗菌薬投与前の血液培養と尿培養が必須である.
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