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編集後記
大家 基嗣
pp.626
発行日 2020年7月20日
Published Date 2020/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206987
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新型コロナウイルス感染症の影響で,読者の皆様も多大なご負担のなかで診療を行っておられると思います.私が奉職する慶應義塾大学病院におきましては院内クラスターの発生に伴い,診療機能を約30%にまで縮小せざるを得ませんでした.現在は徐々に回復させているところです.
コロナ以前の生活形態には完全に戻すことはできないと皆様の考えは一致していると思います.診療形態にも大きな変化がありました.コロナに対応できる病棟と人員を確保するための構造改革に加え,PPEなどの物資の保有状況の確認,手術患者に対するPCR検査のルーチン化などを当院では行うようになりました.
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