増刊号特集 泌尿器科周術期パーフェクト管理
腫瘍関連の手術:副腎
副腎摘除術(開腹)
計屋 知彰
1
,
酒井 英樹
1
1長崎大学大学院医歯薬学総合研究科泌尿器科学
pp.28-31
発行日 2019年4月5日
Published Date 2019/4/5
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206521
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Point
◆副腎摘除術は通常腹腔鏡下に行われる.開腹での副腎摘除術は腫瘍径の大きな褐色細胞腫や副腎悪性腫瘍が疑われる症例などに行われ,比較的規模の大きな手術である.
◆副腎悪性腫瘍では腫瘍の断端を露出させずに摘出することが重要視される.
◆周囲臓器の合併切除や損傷の可能性が高い手術であり,個別の術中・術後管理が必要である.
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