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特集 基礎から学ぶ下部尿路機能障害―苦手意識を克服しよう
〈基礎知識〉
尿流測定と残尿量測定のポイント
Measurement of urine flow and postvoid residual
和田 直樹
1
Naoki Wada
1
1旭川医科大学腎泌尿器外科学講座
キーワード:
尿流測定
,
残尿量
Keyword:
尿流測定
,
残尿量
pp.186-191
発行日 2019年3月20日
Published Date 2019/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206497
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▶ポイント
・尿流測定および残尿量測定は簡便に下部尿路機能障害をスクリーニングできる方法であるが,下部尿路閉塞や排尿筋収縮力の正確な診断には至らない.
・尿流測定では尿流カーブの波形,尿流率,排尿量および尿流時間に注目する.
・残尿量の解釈においては,単回測定の数値にのみとらわれず,複数回の測定や患者の状態を総合的に判断することが必要である.
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