Japanese
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特集 透析療法のNew Concept─各種ガイドラインに基づく診療のポイント
〈合併症への対応策〉
血管石灰化─CKD-MBD診療ガイドラインに基づいた管理
Management of vascular calcification in dialysis patients
辻本 吉広
1
,
庄司 哲雄
2
Yoshihiro Tsujimoto
1
,
Tetsuo Shoji
2
1蒼龍会井上病院
2大阪市立大学大学院医学研究科血管病態制御学
キーワード:
血管石灰化
,
CKD-MBD
,
Ca非含有P吸着薬
Keyword:
血管石灰化
,
CKD-MBD
,
Ca非含有P吸着薬
pp.920-926
発行日 2017年10月20日
Published Date 2017/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206119
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▶ポイント
・血管石灰化は慢性腎臓病に伴う骨・ミネラル代謝異常(CKD-MBD)という概念のなかで予後に影響する重要な因子である.
・CKD-MBDについて日本透析医学会,KDIGOからそれぞれ診療ガイドラインが発行されている.
・石灰化の出現と進行予防を目指すべく,リスク因子の管理を行う.そのなかでもP,Ca,PTHの管理は重要であり,特にCa非含有P吸着薬の果たす役割は大きいと期待されている.
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