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特集 透析療法のNew Concept─各種ガイドラインに基づく診療のポイント
透析導入基準の考え方
When do we initiate dialysis therapy?
花房 規男
1
Norio Hanafusa
1
1東京女子医科大学医学部血液浄化療法科
キーワード:
透析導入
,
腎不全症候
,
腎機能
Keyword:
透析導入
,
腎不全症候
,
腎機能
pp.880-885
発行日 2017年10月20日
Published Date 2017/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413206112
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▶ポイント
・腎不全症候の有無が透析導入時期を考慮するうえで重要である.
・透析を導入すべき腎機能に関する明確な値は存在しないが,GFR<15mL/分/1.73m2で導入が考慮される.
・腎不全症候があっても保存的に経過観察可能な場合はGFR 8mL/分/1.73m2未満で透析導入を考慮する.腎不全症候がない場合も2mL/分/1.73m2未満で透析導入を行う.
・腹膜透析ではGFR<6mL/分/1.73m2で導入が勧められる.
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