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特集 エキスパートが語る! 腹腔鏡下手術の落とし穴と対処法
〈術前プラニングの注意点〉
腎摘か部分切除か?判断のポイント:腎手術─腹腔鏡下腎部分切除術の適応基準とその限界
Proper indication for laparoscopic partial nephrectomy
星 昭夫
1
,
寺地 敏郎
1
Akio Hoshi
1
,
Toshiro Terachi
1
1東海大学医学部外科学系泌尿器科学
キーワード:
腎細胞癌
,
腎温存手術
,
R.E.N.A.L. nephrometry score
Keyword:
腎細胞癌
,
腎温存手術
,
R.E.N.A.L. nephrometry score
pp.832-839
発行日 2016年10月20日
Published Date 2016/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1413205793
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▶ポイント
・腫瘍径4cm以下,非埋没型腫瘍がLPNのよい適応である.
・LPNの難易度に関する因子として,腫瘍の大きさ,腫瘍の位置,腫瘍の突出,尿路との距離,腫瘍の性状などが挙げられており,客観的評価法としてR.E.N.A.L. nephrometry scoreなどが提唱されている.
・LPNの難易度は,術者およびチームの技量などのほかの因子にも左右されるため,一般的な基準を設けるのは困難である.
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